未踏でも行けばいい

オタクの自己満ブログ

拝啓、ずっと好きでいさせてくれる人

ちょうど1年前、私は9月30日が来てほしくて、それ以上に終わらないでほしかった。HiHi Jetsのメンバー 作間龍斗くんの記念すべき22歳の誕生日、そして"5人のHiHi Jets"最後の日。10月なんて来なければいい、本気でそう思っていた。

あれから1年。2025年9月30日。今日はACEesのメンバー 作間龍斗くんの23歳の誕生日。

去年の今頃は毎日のように泣いていた気がする。暇さえあればどうにかして過去に戻れないか、どこから間違ってしまったのだろうと考え、思いつく限りの"if"を並べ立てても現在を変えることはできないと諦め、嘆いていた。あの頃どうやって生きていたのか正直記憶にない。
この1年で味わった悲しみや寂しさを乗り越えたと言ったら嘘だけれど、それでも今こうして日々を過ごすことができているのは確実に作間くんが居てくれたから。

前にもブログで書いたが、私はずっとHiHi Jetsがなくなったら作間くんは事務所を辞めてシゴデキサラリーマンになると思っていた。

 

six347xxxxxxmo.hatenablog.com

 

でもHiHi Jetsがなくなった今、作間くんはACEesのメンバーとして、アイドルとして、ステージに立っている。
作間くんはアイドルを辞めなかった。ステージに立ち続けることを選んでくれた。私にはそれだけでもう十分だった。

HiHi Jetsが5人でなくなると発表されてすぐのブログで、作間くんはステージに立ち続けることを、アイドルを辞めないことを宣言した。そしてその瞬間、私は作間くんのことをずっと好きでいることを決めた。
それでも好きを続けるのは難しかった。大好きなのに、幸せになって欲しいのに、見ているのが辛くて作間担を辞めようと思ったこともあった。
でもその辛さと悲しみに比例するかのように作間くんへの好きが増していった。

この1年で作間くんから沢山のものを貰った。雑誌やブログでは、温かくて優しさに溢れた言葉たちを、ライブでは楽しい時間を、素敵な思い出を。作間くんのパフォーマンスに、言葉に、心に触れる度に好きが募っていった。
まずは自分が楽しんで、それを見ている人たちにも届けたい、楽しんでもらいたいと思っている人。自分の言葉で誰かを嫌な気持ちにさせたくないと思う優しい人。HiHiで育ち、培われたエンターテインメント精神はグループが変わってもそのままだった。
アイドルになりたくて事務所に入った訳ではないのに、安定した生活を求めて辞めようかなんて考えてたのに、身を引き裂かれるような別れを経験した上でステージに立ち続ける選択をした作間くんは、きっと自身が思っている以上に根本からアイドルなんだと思う。
辛い思いをして葛藤だってあったはずなのにすべて隠してなんてことない顔でステージに立ち前を向く姿に何度救われたことか。
ひとことに「アイドル」と言っても色々なタイプがあると思う。甘い台詞を言ってトリコにさせる人、ファンの気持ちに寄り添う人、自分の弱さを見せて"応援したい"と周りに思わせる人。この1年作間くんは私にとって「前を向かせてくれる人」だった。もちろん去年の9月から悲しくて泣いた日もあった。それでも今日まで"好き"を捨てずにいられたのは作間くんがいてくれたから。そしていま明るい気持ちで新たなグループを応援できているのは作間くんがたくさんの"楽しい"をおすそ分けしてくれて優しく、でも力強く手を引いてくれたから。おかげでグループ再編とタイミングが丸かぶりした()就活も頑張れた。気づけば毎日の活力も頑張る理由もぜんぶ作間くんになっていた。

 

ある漫画にこんな台詞がある。

好きって今のあなたのままじゃなきゃ嫌だってことではないけどどんなあなたになってもいいってことでもないと思う

だからあなたは私の好きなあなたでいてくれるだろうっていう信頼の言葉かな

仲谷鳰『やがて君になる』7巻より

私は作間くんがアイドル・作間龍斗で在る限り、作間くんのことが好きなんだと思う。逆にこれから先も私が好きな作間くんでいてくれるだろうって信頼でもある。実際HiHi JetsからACEesにグループが変わっても、作間くんは私が好きになった最高のアイドルのままだったから。

23歳の誕生日おめでとう。生まれてきてくれて、アイドルとして生きる道を選んでくれてありがとう。今年もきらきらと輝く貴方の誕生日をお祝いすることができて幸せです。

優しくて温かく、強い意志を持ってステージで煌めく、アイドルがピッタリな人。22歳は色々なことがあって、"楽しい"だけじゃなかったと思う。だから23歳は今まで以上に"楽しい"で満たされる年にしようね。

あまりにも強くなった逞しい姿しか見せてくれないから心配になることもあるけれど、こちらが心配することを貴方は望んでいないよね。だから私はこれからも貴方が魅せてくれる姿を追いかけます。

貴方の澄んだ綺麗な瞳に素敵なものだけが映りますように。沢山の幸せが降り注ぎますように。

そして来年も再来年も、この先ずっと今日という日を祝わせてね。
ツアー大阪ラストで「寿命が削れてもいい」って言っていたけれど、良くないよ。

一緒に時間を重ねて、超速球でいい景色をいっぱい見ようね。

これからもずっと大好きです。

 

2025.09.30

道標の輝き

松村北斗くん、30歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!!

大好きな自担の記念すべき30歳の誕生日ということで、久しぶりにブログを書いています、桃花です。

北斗くんの30歳記念に何を書くか、最初は好きなところ30個とか、好きな言葉30選にしようと思っていたのですが、30個も考える気力と時間がなかったので(おい)最近考えていたことを言語化することにしました。

あくまでも私が感じたこと、自己解釈100%なので、解釈違い等あるかと思いますがご了承ください。毎度のことながら散文乱文ですが、お付き合いいただけたらと思います。

おおぐま座の尻尾に遠く手を伸ばした

これは2025年6月4日に発売されたSixTONESの最新シングル「BOYZ」に収録されている北斗くんのソロ曲「憧憬のアーチ」の1フレーズです。

北斗くんにとって2つ目のソロ曲である「憧憬のアーチ」は菅田将暉さん提供曲。この曲歌詞が本当に良い、菅田将暉ありがとう。

おおぐま座とは北斗くんの名前の由来でもある「北斗七星」がある星座。そのしっぽの部分にあたる七つの星こそが北斗七星です。

「北斗」という名前は北斗くんのご両親が「人の道標となるような人間に育って欲しい」と願い付けたものです。北斗七星は一年中北の空に見えるため、昔から人々はこの北斗七星を頼りに方角を調べていました。北斗七星の先には北の目印である北極星があり、この北極星を見つけるために北斗七星が使われていたのです。因みに北極星こぐま座ポラリスです。映画『夜明けのすべて』にも登場しましたね。

つまり北斗七星は方角を知るための星を探すのに使う星、目的地への道標。北極星も北斗七星も北の方角を知るために使われますが、意味が違います。北極星が目的地なら、北斗七星は目的地に行くための手段。北極星は見つけたらそれで終わりだけれど北斗七星にはその先がある。

これを踏まえると北斗七星は松村北斗というアイドルにぴったりだと思えてくるのです。
北斗くんはただ輝いてその場を明るく照らすだけでなく、その先の道を示し照らしてくれる人だと私は思っています。

それを直感的に強く思ったのが2020年7月29日の北斗學園でした。

周りと比べて自分に足りないことなんて探す必要ないからね

自分の行きたいのが、進んでいる方向が未踏でも行けばいいと思うよ

2ndシングル「NAVIGATOR」発売初週後に更新されたブログ。私はこの言葉に救われました。北斗くんとまだ出会っていなかった過去の自分も、コロナ禍で先が見えず漠然と不安を抱えていた当時の自分も、そして5年経った今も。この言葉をお守りに自分なりに頑張って歩いてきました。「未踏でも行けばいいと思うよ」って北斗くんが背中を押してくれたから。この時北斗くんは名前の通り「道標の人」だと思いました。

因みに北斗七星はある星を除いて全て二等星からできています。一般的に最も明るい星は一等星で数字が大きくなるほど暗くなる、つまり北斗七星は2番目に明るい星たちからできています。

そんなところも北斗くんに通じるものがあるなと思います。決して北斗くんが1番輝いてないとかそういう意味ではありません。私からしたらいつでも輝いているし1番です。でも俯瞰して見ると一等星はセンターにいるような、ジェシーのような人なのだと思います。ジェシーを太陽と表現するのと同じ理論です。でもアイドルとして輝く北斗くんは、街中でも見ることができ道標になれる明るさを持つ二等星、北斗七星そのものなのかなと思います。因みに北極星も二等星です。一等星でなくても十分目印になれるんですよね。

 

もう一つ「憧憬のアーチ」で私が大好きな、胸に刺さったフレーズがこちら。

惑星の軌道で 恒星を気取って

 

菅田将暉ありがとう(2度目)

 

歌詞カードでこのフレーズを見たとき鳥肌が立った、どこかも分からない菅田将暉の家の方向に拝んだ(多分東京)

北斗七星から派生してできたであろう星にまつわる歌詞、正直「おおぐま座のしっぽ」よりも好きなフレーズ。私はこのフレーズこそ「アイドル松村北斗」をよく表現していると思っています。

そもそも「惑星の軌道」とは。惑星は太陽などの恒星の周りを回っている天体で、その軌道は楕円形でです。しかし今回の軌道は恐らく地球から見た惑星の軌道のことを指していると解釈しています。
地球から見ると惑星の軌道はとても不規則です。なんなら逆行することもあります。恒星と違って位置も定まってないので昔の人々は「ふらふらしている→惑う星→惑星」と呼ぶようになったとか

「惑星の軌道」は北斗くん自身の脆さや、芸能界の移ろいやすさを表しているのかなと思いました。

これだけだと悪い風に捉えてしまうけれどでも解釈の仕方によってはいい意味にも考えられます。
惑星は一般的な星座と違って決まった季節に見えるというのはありません。逆に言うと年中見えるということ。もちろん見えない時期もあるけれどそれは月の満ち欠けのようなもので、星座のように夏は見えるけど冬は見えないということはありません。そういう意味ではどんな時も輝いているアイドルと通じる部分があるのかなと私は考えました。

また「惑う星=惑星」と書いたけれど「惑わす星」とも捉えることができます。音楽番組やドラマ、映画で度々話題を掻っ攫い、人々を惑わし魅了している北斗くんにぴったりな気がしてくるのです。

 

そして「恒星を気取って」
惑星と恒星で決定的に違うのは光り方。恒星は自らエネルギーを持って光り輝くけれど、惑星は自ら光らない。実は太陽など恒星の光を反射して光ってるように見えているだけなのです。

「恒星を気取って」というのはきっとこの光り方のことを指してるのではないかと思っています。自ら光り輝いているわけではないけれど、そういう風に見せかけている。そんな北斗くん自身が抱える弱さや劣等感を表しているように感じました。

 

菅田将暉天才では????

 

「惑星の軌道で 恒星を気取って」というフレーズは北斗くんの繊細さやコンプレックスを星に例えて表したフレーズなのだと思います。でも私にはそんな暗い意味には聞こえません。だって惑星の軌道のように春夏秋冬一年中そこに在って、恒星を気取った結果唯一無二の輝きをもってステージに立っているのだから。

惑星でも恒星でも何等星でも私にとって北斗くんは道標で一番星です。

30歳のお誕生日おめでとう、生まれてきてくれてありがとう。これからも松村北斗という光を追いかけさせてください。そして追いかけた先の景色を一緒に見たいです。北斗くんの人生が多くの光に包まれて輝くことを願っています。これからもずっと大好きです。

2025.06.18

 


www.youtube.com

 

 

「惑う星」について調べた時にでてきたサイトで1番分かりやすかったもの。まさかのQuizKnockさんでした(ふくらPさん本当にお世話になりました)

web.quizknock.com

好きと情熱の行く先 ~舞台『138億年未満』を観劇して~

こんにちは、桃花です。今回はHiHi Jets 作間龍斗くん主演舞台『138億年未満』感想ブログです。

あの舞台を観て感じたことをつらつらと書いています。観劇した方はまだしも観ていない方からしたらなんのこっちゃって感じだと思います。あと今回もちゃんと長いです。途中で話が脱線します。それでも読むという変わった方がいるのであれば、それは大変嬉しいことです。どうか最後までお付き合いください。

はじめに

感想を書く前に前提条件をいくつか書いておきます。

私はこの舞台『138億年未満』を3回観劇しました。東京で2回、大阪で1回です。なので解像度が甘い部分があると思います。ご了承ください。

次に私の基本情報です。

私は作間くんより1つ年上の23歳です。現在は大学院1年生で、絶賛就活中の身です。
理系で、高校の時は物理選択でした。

以上のことを頭に入れて読んでいただけると、これから始まる長いブログも少しは読みやすくなると思います。

舞台『138億年未満』

舞台の概要は次の通りです。詳しくは公式サイトまで

(以下公式サイトより引用)

ニッポン放送開局70周年記念公演

作・演出: 福原充則

出演: 作間龍斗 桜井日奈子 若林時英 中野周平(蛙亭) 倉沢杏奈 菊池銀河 井上向日葵 相原未来 永島敬三 山口航太

あらすじ

1996年岡山。高校生の小渕(作間龍斗)は、友人の福武(若林時英)や矢田(中野周平)と共に映画同好会に所属し、バカ騒ぎをしながら映画を撮っていた。

一方、同じ学校の韮沢(桜井日奈子)はダンス部に所属し、校内のスターとして大人気だった。

文化祭の準備期間、当日と充実した日々を過ごす2人。友人達はもちろん、当の本人らも、卒業後に輝かしい未来が待っていることを確信していた。

そして4年後、小渕と韮沢はそれぞれ東京と大阪で、生活していた。生活しながら、静かにすり減っていた···。

event.1242.com

138億年未満で抱いた想い

さてここからがこのブログの本題です。私が舞台を観劇して感じたことをただ書きました。長文散文ですが、どうぞお付き合いください。

エネルギー保存

突然ですが皆さん「力学的エネルギー保存則」を覚えていますか?ある物体に対し運動エネルギーと位置エネルギーの和は常に一定である、これが力学的エネルギーの法則です。中学の理科で一応習ったはず。

劇中では、ヒロインの韮沢カスミに寺田先生がこのエネルギー保存則を用いて情熱、エネルギーの話をします。

カスミと同じダンス部の智子が彼氏と校内でキスしたことがばれて、ダンス部は活動を自粛する事態に。これからはキスしたくなったらそれをダンスに変えればいいとカスミは言いますが、智子はそれではキスしたい気持ちが消えてしまうと反論します。

これをねじ伏せたのが、先生のエネルギー保存則でした。

エネルギーは保存される、形が変わっても熱量は変わらない。だからキスしたいエネルギーをダンスに昇華してもエネルギー自体は保存されているから消えないということでした。先生も興奮して自分が何を言っているのかわかってなさそうでしたが、これで3人は納得します笑

そして4年後、このエネルギー保存則の話が逆にカスミを打ちのめすことになります。

自分の才能を信じ、大阪の大学に進学したカスミ。しかし実際には外部でダンスを披露する機会には恵まれず、アルバイト先のダンススクールのコーチに、「才能がないからスクールのコーチになるしかない」と言われてしまいます。

その時カスミがコーチに話したのがこのエネルギー保存則の話。自分にはダンスがしたいというエネルギーがある。ダンスを辞めたらこのエネルギーはどこにいくのかと。

あの時はごたごたの中の会話だったけれど寺田先生のエネルギー保存則の話はもしかしたらカスミにとってお守りのようなものだったのかもしれません。

そのお守りも打ち砕いたのがスクールのコーチでした。この世には摩擦というものがある、摩擦があるからタイヤも回転し続けることなく止まる、エネルギーもすり減っていく。でも摩擦があるとエネルギー保存則は成り立たない。だから問題ではあらかじめ「摩擦はないものとする」と書いてある、と。

ここを聞いた時、内心「確かにな~」と唸りました。

物理では摩擦があるだけで問題の難易度が一気にあがります。摩擦がなければエネルギー保存が成り立つので計算が楽です。なので一般的な問題は基本的に摩擦のない、現実的に有り得ない世界線の話なのです。「ただし摩擦はないものとする」この文章を高校生時代何度見たことか。でも実際は違う。摩擦がないというのは都合のいい、理想の世界の話であって現実世界では摩擦があります。

その現実を突きつけられたカスミはダンスの夢を諦め、地元岡山に帰ることを決意します。

摩擦の話をしたコーチは自分の専攻が物理だったと言いました。そこで私はこのコーチは一度は真面目に勉強して安定した職に就く道を選ぼうとして、でもダンスの夢を諦めきれなかった人なのかなと思いました。大人になって、教師でもないのにエネルギー保存則と摩擦の話をあそこまで淀みなく話せる人はそういません。それもテストでは摩擦はないものとするって書いてあることまで話す人は。塾講師か

おまけに「専攻、物理だった」という言い方にも引っ掛かりました。高校生の頃、自分の選択科目を専攻っていいましたか?もちろん中にはそう言っていた人もいるとは思いますが、選択という方が一般的な気がします。物理選択、生物選択、日本史選択……

そこをあえて「専攻」と言ったということは実はこの人は大学で物理学系の学科だったのではないかと思ったのです。理科教師になろうとして物理を学ぶために大学に入ったけれど夢を諦めきれなくて休学か退学してアメリカに行き、賞をとった。でもダンサーにはなれなくてダンス教室を開いた。ざっくりこんなところでしょうか。勿論これは推測ですし、人によって解釈は異なると思います。でもこの可能性が十分あるなと私は思いました。

そしてこの可能性に至った時に思い出すのが、カスミにエネルギー保存則の話をしたもう一人の人物、寺田先生です。

この先生はまあやばい人だった。映画が好きで好きすぎて、福武の実家マルマン座のポスターを盗もうとし、隣町の映画館からポスター盗んで逃走して捕まった教師。やってることは犯罪なので褒められたことではありませんが、それだけ映画が好きではあり、映画部の顧問にもなりました。

私はこの二人は対となる人物だったのかなと思います。寺田先生は映画が好きで映画業界に入る夢もあったけれど諦めて教師の道を選んだ。でも未練があって、その未練が悪い方向に行ってしまった。もしかしたら挑戦もせずに安全な道を選んだのかもしれない。だからこそ摩擦のない理想的なエネルギー保存の話をカスミにしたのかもしれません。

そして夢を追いかけて現実を見たから、コーチはカスミに現実の、摩擦があってエネルギーがすり減る話ができたのでしょう。

この寺田先生とコーチを演じているのが永島敬三さん。対照的な二人を同じ役者に演じさせる所がこの『138億年未満』という作品の良さの1つだったと思います。

好きの上手と下手

高校を卒業後東京のホテル会社に就職、普通のサラリーマンとしての生活を送りながらも映画監督としての夢をあきらめきれなかった小渕。しかし甘くない現実を突きつけられ、4年後地元岡山に帰ってくることを決断します。そしてそれはテレビ会社に就職した親友・矢田も同じでした。

そんな二人に大好きな映画監督スコセッシが岡山に来ることを教え、そのための映画製作を持ち掛けたのがもう一人の親友・福武。彼は小渕や矢田とは違い、一人地元に残り、かつて映画館を営んでいた親の土地をもらい受けて、ビデオレンタルショップの店長になっていました。

三人で高校の頃のように映画を撮るも、二人の姿にどうも納得がいかない福武。教師に怒られようが関係なく少しでも面白い映画を撮ろうと情熱を持って撮影していた高校時代と比べて、求められたものをただ撮る今の二人がきっと福武には歯がゆかったのでしょう。そして彼はこう叫びます。

「138億年!!!!!!!!!!」

 

急にタイトルの伏線回収キターーーーーー


実はこれクライマックスで唐突に出てきた伏線回収の台詞で、最初は驚きました。ただここから先のやり取りは胸に来るものがありました。

そもそも138億年というのはビックバンにより宇宙ができてからのおおよその年数です。そして福武は映画を好きになったきっかけをビックバンに例え、その好きを宇宙のように長く続けろと言います。たった7、8年で辞めるな、諦めるなと。

これに対する矢田の発言が私はとても好きです。

恋愛にも上手い下手があるじゃろ?俺らは映画を好きでいることが下手だったんじゃ

一言一句合ってるかは自信ないです(小声)

私はこれを聞いた瞬間にある作品を思い出しました。『オートリバース』です。

www.chuko.co.jp

『オートリバース』とはデビュー当初のアイドル・小泉今日子を好きになった二人の男子中学生を描いた小説であり、2020年12月に猪狩蒼弥くんと作間龍斗くんがラジオドラマをやった作品です。私はこの舞台が解禁された時からずっと『オートリバース』のことが脳内にありました。凄く似ているわけではないけれど2つの作品には通じるものがあると感じていたのです。そしてこの台詞を聞いた時、その直感は正解だったのだと思いました。

『オートリバース』で描かれるのは1980年代の小泉今日子のファン、通称「親衛隊」です。最初はただのアイドルファンの集まりだった親衛隊は次第に形を変え、暴走族のようなものになります。好きな人のためを思ってやっていたことがどんどん過激化し、最初の目的を忘れてしまう。きっと親衛隊の人たちは、そして直と高階は好きでいることが下手だったんだと思います。直と高階は主人公二人の名前。直を猪狩くん、高階を作間くんが演じました。

そしてこれは現代にも言えることだと思います。SNSが発達し「推し活」という言葉が流行、あらゆる情報に飲み込まれる現代。好きな人を好きでいるというとても単純なことなのに苦しく辛い思いをしたことがある人も多いのではないのでしょうか。勿論私もその一人です。きっと私たちも矢田の言う「好きでいることが下手」の部類に入るのだと思います。というよりも上手な人なんて居ないのだと思います。

下手なりに自分の中で折り合いをつけて好きを続けていく、これが恐らく好きを続ける道の一つで、東京に行った矢田と小渕はそのことに気づいたのかもしれません。言い換えれば大人になったということなのでしょうか。そしてそれに気づいていなかったのが岡山に残った福武。地元に残り、店を経営して商店街の組合員の若手有力株になるという最も現実的な道を選択していましたが、誰よりもずっと夢を見ていたのは福武だったのかもしれません。

ビックバンでできた宇宙のように好きを138億年続けろと福武は言いましたが正直それは無理があるのではと思いました。私にだって小学生の時から今も変わらずにずっと好きな物があります。でもそれ以上に昔は好きだったけれど今はもう好きじゃなくなったもの、興味を失ったものもあります。皆さんも同じではないでしょうか。それを考えると福武の言う「たった7、8年」は十分長いんじゃないかなと思います。それも彼らの7、8年って中学生~高校卒業後です。十分長いし、その間ずっと映画を好きでいたことは凄いと思うけれど福武からしたらまだまだだったんでしょうね。でも宇宙と比べちゃうのは良くないよ(笑)

更に福武は高校時代カスミのことが好きでした。それを大阪から岡山に戻ってきたカスミ本人に指摘され、「見る目ないね」と言われた福武。本人はカスミの言葉の意味を理解できていませんでしたが、もしかしたら小渕と矢田には分かったのかもしれません。

先程大人になったと書きましたが、高校卒業前の福武は東京の方が時間が早く進むんじゃないかといいます。これはある意味正しかったのかもしれません。東京は人を少し早く大人にさせるという意味で。因みにオートリバースでも家庭の事情で関東を離れ福岡にいた直が「東京と福岡では時間のスピードが違う気がする」と言っています。

the jurisdiction of the devil

福武が「138億年!!!!!」と叫び、なんやかんやあって仲良く頭突きをした三人。本当にスコセッシは来るのか問題もあり一旦映画製作は中止になります。せっかく出演してくれたカスミに中止になったことを謝りに来た小渕。そこであのスコセッシらしき男性に出会います。

ファンであること、今は中止になっているが映画を製作してそれを見てもらいたいと伝える小渕。男性の反応はおおむね好感触でしたが、小渕が「貴方の映画に救われました」と伝えた瞬間、状況は一変します。小渕の言ったことを聞き返した男性は険しい顔をし、あの英語の台詞をまくしたてるのです。

Movies, and art, are under the jurisdiction of the devil.

映画と芸術は悪魔の管轄にある

I was chosen by the devil and cursed, and I am made to create movies in the prison of the devil.

私は悪魔に選ばれ、呪われた。そして私は悪魔が作った牢獄の中で映画を作らされている。

Even if I want to escape, I can't.

たとえ逃げたいと思ってもできない。

The devil appears in front of you with the face of God.

悪魔は神の顔をしてあなたの前に現れる。

If only you see the face of God and feel being saved, you are lucky.

もしあなたが神の顔しか見ておらず、救われると感じるならあなたは幸せだ。

Stay that way. Don't wake up. Don't come any closer. Stay there.

そのままでいなさい。目を覚ますな、これ以上近づくな。そこにいなさい。

You will be happier. You can stay as a movie fan. 

貴方は更に幸せになるだろう。あなたは映画ファンのままでいることができる。

But I'm here, in the jurisdiction of the devil.

しかし、わたしはここにいる、悪魔の管轄に。

訳は私なりにやってみました。割と直訳です。端的に言うと好きでいる分には構わないが作っている側からすると辛くまるで地獄にいるような気分だということだと解釈しています。(大阪の時このシーンの気迫凄かった……)

この台詞を舞台で役者に言わせて聞かせるの結構酷なことするなと思いました。だってこれは役者にも、そしてアイドルにも言えることだから。私は作間くんのことがHiHi Jetsのことが大好きです。界隈関係なく色々と掛け持ちしているので他にも好きな人たちがいますが、それぞれに救われてきたことだって勿論あります。でもその救われたという言葉がもしかしたら彼らを苦しめることになっているのかもしれない。そうじゃなくても私たちが思っている以上に裏で辛い思いをしているのかもしれない。今までだった考えなかったわけではありませんが、この台詞を聞いて改めて考えさせられました。そして、アイドルとして活動している作間くんが主演で、彼のファンが多く見に来ることが分かり切っていた舞台でこの台詞を入れるというのは凄いなとも思いました。

そんな英語の台詞といわば通じるものがあるなと感じたのが、上京した小渕が仕事終わりに通っていたシナリオ講座でのシーン。シナリオ講座でそれまで自分は才能があると信じて疑わず人を見下したような態度をとっていた吉田さんが新しくスクールにきた15歳の少女、戸村さんに言い負かされる場面です。戸村さんは優秀な生徒で通い始めてからわずか2週間で誰よりも素晴らしい脚本を書きあげてきます。それに対してたった2週間でこんなに書けるなんておかしい!と言う吉田さん。そんな吉田さんに戸村さんは脚本になれる確率を数字を示したうえで説きます。そしてそれを聞いた小渕は何かがプツンと切れたかのように、突然シナリオ講座を辞めるのでした(大阪のこのシーンの作間くん凄い良かった)

戸村さんが最初に数字の話をし始めたとき、吉田さんは「脚本家に数字は関係ない!」と撥ね退けますが、戸村さんは文字数、締切、話数、給料……脚本家だって数字を気にしていると言います。私はこの数字の話が、あの男性が言っていた悪魔の部分になるのではないかと思いました。吉田さんは小渕と同じで脚本家に夢を見ていた。だから脚本家に数字は関係ないと言い切った。しかし現実はそうはいかない。実際には沢山の数字が脚本家の周りを蠢いていて、その数字に脚本家たちは囚われている。これも一種の悪魔の監獄なのだと思いました。

結局理想と現実は違うってことなんですよね。

思えば自分もそうでした。ピアノを習っているからピアニストに、水泳を習っているから水泳選手になれるかと思ったけれど勿論なれなかったし、かっこいいと思っていた”先輩”という立場はいざなってみるときついことも多くて、倍率という数字に向き合わなかったから第一志望にも落ちて、大学生になれば課題に卒論と、文字数と締切に囚われる日々。そしてここまで経験して、23年生きてきて、それでも私は心のどこかで自分が作った社会人像を求めて就活をしています。

自分では現実を見て就活しているつもりだったけれど、もしかしたらまだどこかで人生に夢を見ているのかな、なんてこの舞台を観て気づかされました。

その他

ここからは他にも刺さったシーンや自分と重ねてしまったシーンとかその他の感想を思いつく限り書いてます。

  • 文化祭準備のシーン
    私も高校の時文化部で文化祭に全力を注いでいたタイプだったので懐かしくなりました。
  • 「韮沢派の皆さん!」
    あそこまで分かりやすくはないけれど高校の部活でちょっと派閥作りかけたことがあって(笑)自分がやりたいこと勝手にやったりしてたから痛いところついてくるな~となった次第
  • 『生徒諸君』
    続編を掲載誌でたまに読んでたからこの世代なのか~と思うなど
  • 「嫉妬されるの辛い」
    カスミの大学時代の友人でいわばスター的な存在の真子が言った言葉。自分も学校の成績がいい方で周りから羨ましがられて、それがしんどくなったことがあったので、そういう嫉妬される側の心境も描いていていいなと思いました。
  • 「脚の長い小渕く~ん!!」
    それな
  • 「4年間高い学費払って」
    韮沢兄の台詞、これ聞いて正気保てた大学生いる?
  • 下校が寂しい話
    私も高校生の時まで下校ちょっと寂しかったです。福武くん仲間いるから安心してください。
  • 半分だった看板
    駅やマルマン座など劇中で出てくるあらゆる看板が半分だけでした。若者の未熟さ、中途半端さを表していたのかなと思ったりします。
  • 夢見てたとか色々言いましたが一番のお気に入りは福武です。というか時英くんのお芝居が良すぎた。
  • 高校の頃の友人に凄く会いたくなりました。社会人になったり大学院に進学したりと皆忙しそうで連絡も途絶えがちだったのですが、久しぶりに連絡してみようかななんて思ってます。
  • これからも板の上に立つ作間くんが見たい!!!!
    舞台やってほしいなとは思っていたけれど想像以上に良かった。映像仕事の方が多くなるだろうけれど定期的に舞台やってほしいです。関係各所皆さま何卒よろしくお願い致します(?)

終わりに

以上舞台『138億年未満』を観劇して私が感じたことです。あの舞台はきっと観た人それぞれに様々な感情そして解釈を与えたと思います。これはその一つです。こんな解釈もあるんだなぐらいに思っていただければ幸いです。因みに私が1番書きたかったのはエネルギー保存則のところ。あれだけで4000字近く書いてる。逆に言えばこれだけの文章が書けるほどあの作品は私の胸に刺さったということでもあります。学生としても就活中の身としても、オタクとしても。

最後の観劇から2週間近く経った今も、このタイミングで『138億年未満』に出会えて良かった、そして作間くんの初主演の舞台がこの作品で良かったと心から思います。

またいつか舞台に立つ作間くんをこの目で見るために、ビックバンから生まれた作間くんへの「好き」を下手なりに続けていこうと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

欠けた好きと満ちた愛

はじめに

こんにちは、桃花です。

今回はHiHi Jets 作間龍斗くんのファンとしてブログを書きます。

このタイミングでHiHi Jetsについてのブログときたら、どういう内容か察する人もいるでしょう。
今回のブログは今までで1番重いです。何故か文体も硬いし、論文みたい笑

もしかしたら読んでいる途中で悲しい気持ちになってしまう人もいるかもしれません。そして長いです。なので無理して最後まで読もうとしなくて構いません。

これはただの作間担による感情の備忘録、自己満です。

それでも読もうと思ってくださる方、ありがとうございます。駄文ですが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

まずこの章立てが論文すぎる

本文

2024年9月19日昼

『ゆうぴ辞めるらしい』

初参戦の2022年サマパラのころからずっと仲良くしているフォロワーからのメッセージを見た瞬間、頭が真っ白になった。

直後にジュニア情報局からメールが届いた(私の元にFCメールが届くのにはいつもラグがある)。

 

『ジュニア情報局会員の皆さまに、 HiHi Jets よりご報告がございます。』

 

この文字を見た瞬間、フォロワーが言っていることが冗談でないことを理解した。
ただ私はこの時、午後からの講義のために電車に乗っており、ちょうど大学の最寄り駅に着いた瞬間でFC動画を見れる状況ではなかった。

人間の体というのは不思議なもので、どんなに脳が混乱していても、頭の中が真っ白になっても、体は勝手に動くらしい。私の足はただひたすらに大学に向かっていた。

講義が始まる前にFC動画を三分の一程見た。12時半に更新された伝記も読んだ。それでも理解ができず、ただでさえ泣かない私は茫然としすぎて涙も出なかった。
因みに講義はちゃんと受けた。その代わりにPCでずっとXを見ていた。講義中に無性に泣き出したくなるような、叫びたくなるような気持ちに何度もなった。
講義が終わり、FC動画を全部見た。悪夢だと思いたかった。現実だった。

正直「なんで?」の気持ちにしかならなかった。五に拘ることが大前提じゃなかったのか、天下を取るんじゃなかったのか、伝説になるのではなかったのか、と。

以前ブログでも書いたが、私はHiHi JetsのほかにV6 (20th Century)とSixTONESが好きだ。

 

six347xxxxxxmo.hatenablog.com

 

V6はデビューから20年以上、誰一人欠けずに活動してきた。V6だけは永遠だと思っていた。しかし永遠など仮初めでしかなく、2021年11月1日、デビュー26周年のその日に解散した。
解散が決まった時はもちろん悲しかった。永遠はないのだと痛感した。それでも26年間6人で活動してきたこと、そして綺麗に箱にしまってくれたこと。どうか自分の好きなグループはすべてあのように終わってほしいと願ってしまうほどには素敵な幕の降ろし方だったと思う。
おかげで私は今も未練なく、でもたまに奥底で繋がる6人を思い出しながらトニセンのオタクを続けることができている。

SixTONES、結成時からメンバーが変わらずそのままデビューした稀有なグループ。彼らを好きになったのもV6のように6人が永遠であると感じたから。
V6の解散を経験してからは永遠がないことぐらい分かってはいたが、それでも永遠を願わずにはいられず、せめて終わりの時まで6人であってほしいと願うようになった。

そしてHiHi Jets。まだデビューしていない彼らは最初から5人だったわけではない。しかし5人になってから数年が経ち、当たり前のように五に拘り、伝説になることを誓っていた。私はその姿を見て、やはり永遠はないものと分かっていながら、彼らが少しでも長く5人でいられるよう、もっと言えばデビューして5人でいる未来が約束されたものになるよう応援することを決めた。

それから約2年。短くはあるが濃い時間を過ごした。もっと言えば「次はHiHi Jetsだ」と確信した代々木単独決定生配信の日からは3年が経っていた。


www.youtube.com

そして2024年9月、最年長であり圧倒的センターである髙橋優斗の退所が決まった。

この1年色々なことがあった。彼らを取り巻く状況は大きく変わった。事務所の名前は変わり、彼らを見出した事務所の創設者は名前を呼んではいけない人物になった。ずっと出演していた歌番組が終わり、ラジオが終わり、番組のタイトルが変わった。

5人は未来の話をしなくなった。このことに一抹の不安を感じずにはいられなかったが、昨今の状況を考えるとデビューについて触れるのも難しいのだろうと自分を納得させた。

近年はデビュー組かと錯覚する程に個人仕事が多い5人だったが、2024年ゆうぴの個人仕事はほぼゼロだった。これも「下半期に実はなんかあるのでは」と思い込むようにしていた。

ずっと漠然とした不安はあった。そしてその不安は最悪な形で私たちの前に姿を現した。

 

髙橋優斗が事務所を辞める。余りにも受け入れ難い事実に混乱しながらもどこか冷静な脳みそはある疑問をはじき出した。

「他の4人はどうするのか。自担はどうするのか。」

FC動画では、4人で活動を続けるとも解散するとも言わなかった。ただ4人とも事務所には残るといった趣旨の発言をしていた。勿論我が自担、作間龍斗も。

FC動画で作間龍斗はこう言った、「少なからずここに残る」と。

「少なからず」とはなんなのだろうか。確かに作間くんは11月に主演舞台、12月に映画を控えているため今すぐ退所するとは考えられない。だがその後は? 年が明けたら? 私は「少なからず」を「年明けに辞める可能性もある」と捉えた。だって、作間龍斗HiHi Jetsが無かったら絶対に事務所を辞めていた人だから。

1番最後にHiHi Jetsに加入した作間くん。事務所を辞めようとしていた時に加入の話がきて、事務所を辞めることを辞めた人。そんな彼はこれまでもHiHi Jetsへの想いを語っていた。

「僕はHiHi Jetsでいたい」「願いはずっとHiHi Jets 4人の隣にいること」「この4人でなければ辞めてた」

穏やかな緩やかな波のようで熱い想いを秘めた人。5人でのデビューに1番拘っていたのは猪狩蒼弥かもしれないが、HiHi Jetsの存在そのものに1番執着していたのは彼なのではないかと思う。そして私はそんな作間龍斗を好きになった。
私が作間担になったきっかけは前にブログでも話したが、「HiHi Jetsでいたい」という無垢な願いに触れたからである。そしてこれが私の"好き"の原点であり、拠り所でもあった。

その原点が欠ける。作間くんの願いが潰える。

私はずっと、HiHi JetsHiHi Jetsでなくなったら作間くんは事務所を辞めるだろうなと思っていた。最近は作間くん自身ステージに立つ楽しさを感じ、ライブの挨拶で「この仕事以外考えられない」と発言していたが、それでもこの考えは拭えなかった。そして私にはHiHi Jetsではない、5人の中の1人ではない作間くんを応援できる自信もなかった。

だからゆうぴが辞める時、作間くんも辞めるのかなと思ったし、「少なからず」を「年内まで」と解釈した。正直な所、「残る」と明言しただけでも驚いたぐらいだった。
発表後すぐに出したファンレターには「1年後には辞めているかもしれないけれどアイドルをしている作間くんが大好きです」といった趣旨のことを書いた。フォロワーにも「作間くん年明けたら辞めてるかもしれない」と話していた。

しかしこの考えは浅はかであったことを私は痛感する。

 

2024年9月23日

発表があってから、初めて作間くんがブログを更新する日
HiHi Jetsのブログ、伝記は日替わりで毎日21時に更新される。順番は名前の順であり発表があった日はゆうぴだったため、作間くんが1番最後だった。(9/19から髙橋→橋本→猪狩→井上→作間の順だった)

21時が来るのが前日からずっと怖かった。はしもっちゃん、ガリさん、瑞稀くん、皆それぞれの想いを語りこれからもアイドルを続けていくことを教えてくれた。自担は、作間龍斗は何を語るのだろうか。

当日、バイトがあったため実際にブログを見ることが出来たのは22時過ぎだった。ブログを見るのにあんなにも緊張したのは後にも先にもあの時だけだと思う。
震える手で伝記のタブを押し、真っ先に目に飛び込んできた文章がこちら。

 

『まず、僕はステージに立ち続けます。

 

安心してください。』

 

泣いた。電車を待つホームでぼろぼろ泣いた。

まさかこんなにも真っ直ぐな決意表明を聞くとは思わなかったし、HiHi Jetsに加入するまで99.9999999%事務所を辞めるつもりでいた人が、5人でなくなってしまうこの状況でステージ立ち続けることを選択してくれたことが嬉しかった。寂しくて悲しくて仕方ないのに嬉しかった。

更にブログは続く

 

『これからも作間を見ていてください。』

 

号泣

自担にこれを言われてNOと言えるオタクはいないだろう。もちろん私もそうだ。この時私は作間くんがステージに立ち続ける限り、その姿を見届けようと心に誓った。因みにこれを書きながらブログを見返してまた泣いた。

そしてここまで来て私は自分の心境の変化に気づいた。

そもそも、私はHiHi Jetsを好きになってそこから作間担になったタイプのオタクだ。作間くんを好きになったのは完全にHiHi Jetsありきだった。5人でなくなってしまったら、「HiHi Jetsでいたい」と語った、私が好きになった作間龍斗も居なくなってしまうと思っていた。しかしいざその時がきた今、私は作間担を続けることを決めた。

あのブログを読む前までは作間担を、事務所のアイドルのオタク自体を続けるか悩んでいた。他界隈に逃げようとも思っていた。しかしあのブログを読んで決心がついた。もう私に作間担を辞めるという選択肢はなかった。

それだけいつの間にかアイドル・作間龍斗の存在が私の中で大きくなっていたのだ。
こんなにも作間くん個人のことを好きになっていたのだとこの時になって漸く気づいた。

これから残る4人がどうなるのかは分からない。このまま活動を続けるかもしれないし、バラバラになるかもしれない。今とは全然違うメンバーとグループを組む作間くんを見ることになるかもしれない。

どちらにせよ私が愛した5人のHiHi Jetsはもう居なくて、この先5人よりも好きになれるグループも現れないだろう。

作間くんが新たなグループに所属しても、そのグループを丸ごと好きになれる自信は全くない。

それでも私はこれからも作間龍斗が好きで、彼がステージに立ち続ける限り作間担でいるのだ。

 

次世代エンターテインメント 見逃さないでね

                                                                                           

                                          ―――――― CEO / HiHi Jets 

 

終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。ただの勢いで書いた感情の吐き出しなので大変読みにくかったと思います。
この約2週間で抱いた感情は勿論これだけではありません。もっとあります。ただその一つ一つに触れていたら収拾つかなくなるので、今回は辞めました笑
このブログのタイトル「欠けた好きと満ちた愛」には「好きになったきっかけは無くなったけれど、自担への愛は薄れることなく一杯だった」という意味を込めました。

このブログに少しでも共感してくれる方が居たら、とても嬉しいです。

 

これからの5人の活躍と幸せを祈って


www.youtube.com

"好き"の在り処 ~自担が3人いる話~

こんにちは、桃花です。

突然ですが皆さんには何人自担がいますか?
掛け持ちせず1人だけを一途に応援している人、グループ界隈関係なく何人も担当がいる人、様々だと思います。

タイトルにもある通り私には"自担"として推している人が3人います。

長野博 (V6・20th Century)

松村北斗 (SixTONES)

作間龍斗 (HiHi Jets)

他にもゆる推し枠の永瀬廉や、この3人ほどの熱量はないけれど"無所の担当"竹村実悟がいますが、普段から担当として自称しているのはこの3人になります。

皆さんはこの3人の掛け持ち、どう思いますか?私は統一性ないなと自分で思っています。松村北斗作間龍斗の掛け持ちはよく見ますが、長野博はどこからきた?って感じ。長野博と髙地優吾の掛け持ちはよく見ますし分かりますが。

ということで今回はこの3人がなぜ好きなのか改めて考えてみようと思います。もしかしたら共通点が見つかるかも……?

 

基本情報

まずは3人の基本情報を見ていきましょう。

出身地・生年月日・血液型

長野:神奈川県・1972年10月9日・A型

松村静岡県・1995年6月18日・B型

作間:神奈川県・2002年9月30日・O型

いや血液型バラバラで草

長野くんと作間くんの出身地以外共通点は無いですね。因みにSixTONESでは北斗くんの次に髙地くんのことが好きなので、「なんで私は神奈川県出身の人ばかり好きになるんだ」と自分で自分に突っ込んでいます。最近好きになった竹村実悟くんも神奈川県出身でした。私は生まれてから20年以上神奈川に住んでます。

メンバーカラー

長野

松村

作間

長野博作間龍斗がメンバーカラー同じなのちょっと面白いですよね。分かるような分からないような……V6の頃と今ではメンバーカラーの概念も違うと思うのでこれに関しては一緒だからどうこうと言うつもりはないです。ただSixTONESのメンバーカラーに紫があったら、それは北斗くんに宛てがわれていたとは思います。

グループの年齢順

長野:6人グループの上から2番目 (年上組)

松村:6人グループの上から4番目 (年下組)

作間:5人グループの末っ子 (年下組)

これはまた見事にばらけました。北斗くんに関しては近年元来の末っ子気質がかなり発揮されてるので作間くんと一緒ではと思わなくもないですが、年齢だけで見ると上から4番目、下から2番目なんですよね。ただ年上・年下にざっくり分けると北斗くんと作間くんは同じ部類になります。

実際の兄弟構成

長野:三人兄弟の末っ子

松村:兄ひとりの次男

作間:妹ひとりの長男

実は長野博って末っ子なんですよ。そしてグループでは末っ子な作間くんだけがお兄ちゃんという不思議な構図。

3人の共通点として挙げるとしたらグループorリアルのどちらかで末っ子であるということですかね。ただ長野くんは滅多に末っ子気質を出しませんし、北斗くんも私が好きになった頃は今ほど弟気質だだ漏れでは無かったので、「末っ子・弟気質な人が好き」とまとめてしまうのは違う気がします。寧ろ作間担になるまではグループの末っ子を好きにはならないだろうと思っていました。

好きなもの・お仕事など

長野:グルメ変態、多趣味、趣味から来たお仕事多数

松村:演技仕事多め、オタク、サブカル

作間:演技仕事多め、アニメオタク、機械好き

グループの立ち位置比較してみようと思ったんですけど難しかったので、趣味やお仕事について焦点を当ててみました。

北斗くんと作間くんは演技仕事多めという点では一緒ですね。朝ドラ俳優と大河俳優ですし。ただこれに関しては偶然で、たまたま好きになった人が演技で評価されていっただけという感じです。どちらもドラマや映画を見て好きになったというわけではないので。とはいえ雰囲気で通じるものはあるかもしれませんね。

対する長野くんは圧倒的に趣味からのお仕事が多いです。年に1000件以上食べ歩きをし、本を出すほどの食通ですが、種類が違うだけで、この3人は趣味を極める人たちなのでは?と思い始めました。

北斗くんは大泉洋さん、並びにTEAM NACKSの大ファンなうえに、King Gnuさんといったアーティストさんのファンを公言しており、ファンクラブでチケットを取ってライブに行く"オタク"です。作間くんはアニメオタク、更には無類の機械好きでカメラは複数台所持、動画編集にも手を出してISLAND TVに凝った動画をよく挙げていました。そして言わずもがな長野くんは食を追求しすぎてメンバーにグルメ変態と言われたほど。さらにはバイクや温泉も好きで、それ関連のお仕事もいくつか来ていました。

こうして考えると3人ともアイドルとしてではなく、一個人として自分の"好き"を持ってる人と言えます。実際そういうプライベートの趣味もしっかり持っているところが好きなので、これは自担の共通点としていいかもしれません。

好きになったきっかけ・理由

3人を好きになったきっかけや理由を思い返していきたいと思います。

長野博 (2019年8月頃~)

これが一番難しい。なんにせ気づいたら好きになってたのですから。好きになったのは2019年の夏ごろ。CDリリースもライブも何もなかったそんな時期に何故好きになったのかと聞かれても正直分かりません。ただ唐突にV6というグループが気になって色々見てたら落ちました。

グループのこともメンバーも昔から知っていたV6。その中で長野くんが気になり始めたきっかけは顔でした。正直に言うとV6の中で1番印象が薄かったのが長野くんだったので(ごめんなさい)、その分先入観無く見ることができて、きちんとお顔を見てその美しさに当時の私は衝撃を受けたのだと思います。

そこから長野くんのことをとにかく調べました。ただ当時は受験生で時間もお金もなかったので、ひたすらYouTubeにあがっている動画(当時は気にしてなかったけど今思えば無断でした)と、長野担さんのブログを漁っていました。色々見る中で好きだなと思ったポイントを上げていきます。

・常に穏やかで弱音を吐かない、頑固なところ
長野博といえばV6の母、仏で優しい、というイメージですが、これは常にニュートラルであるという意味でもあります。怒ったり泣き言を言わず、さも当然のようにこなす土台職人。でもそれは自分の中で強い意志をもっているから穏やかでいることができ、練習を重ねたから苦なく土台をこなせていたんだと思います。
なんにせ一度は事務所から離れている人。ただ優しいだけでは35年以上芸能界にいることなんてできません。
個人的にはV6ができるときに「俺もやりたいな」と社長に言いに行った話が好きです。あの温和で儚くも見えた長野青年に確固たる意志があったことに涙。自分は当時生まれてもいませんでしたが、デビュー期の映像見て泣きそうになりました。

・昔はそこそこやんちゃしていて、たまに口悪くなるところ
V6でやんちゃないたずらっ子と言えば剛健コンビのイメージが強いのではないでしょうか。しかし、長野くんも昔はそこそこやんちゃしています。まあ神奈川でも治安が悪いことで有名な(?)大和で生まれ育った人ですからね。ジュニアの頃、楽屋で花火をした話は有名なのではないでしょうか。
そして基本的には性格の通り、口調も穏やかな人ですが、時折口が悪くなります。メンバー相手だといわゆる素の男の子口調というような話し方が出てくるところがとても好きです。

総括すると、「ただパブリックイメージの通りに優しくてニコニコしてるだけじゃないところ」が好きなんだと思います。

最後に、長野くんは私の母と同い年です。

松村北斗 (2020年3月~)

自担の中でも最推し、かれこれ4年近くほぼ同じ熱量で推してる、大好きな人。私がTwitterで自担といったら基本的には北斗くんのことを指しています。

スクール革命!の髙地くんがデビューすると知り、SixTONESに出会ったのが2020年1月末。そこからSixTONESの動画を勉強BGMがてら見るようになり、初めて北斗くんのことを認識したのは2020年の2月ごろ、カウコンJAPONICA STYLEでした。カウコンジャポニカといえば、あの「松村北斗シンデレラ事件」です。YouTubeのコメント欄でそのことを知った私は「靴飛ばすって面白いな、どんな子なんだろ~」とGoogle先生に「松村北斗」について聞きました。そしたら好みドンピシャの超絶イケメンが出てきました。


www.youtube.com

とはいえ、当時は受験生で忙しく、更には「どうせ最近のアイドルはただキラキラしてるたけでまともな奴はいない」と思っていたので(偏見がひどすぎる)、松村北斗くんの顔が好きだなーと思いながらなんとなくSixTONESの動画を眺める日々でした。因みに髪型が変わると誰か分からなくなるタイプの人間なので、好きな顔なのに全然北斗くんのことを覚えられませんでした。(茶髪北斗と黒髪慎太郎のせいでずっとほくしんが混じってた)

そうこうするうちに受験が終わり、高校卒業、春休みに入ったもののコロナが流行しだして暇を持て余すようになった私はSixTONESについて片っ端から調べ始めます。そこであるものに出会いました。

Myojo 10000字インタビュー

デビューしたグループに行われる10000字インタビュー。2020年3月からはSixTONESSnowMan編が始まり、その第一号が北斗くんでした。たまたまTwitterで流れてきたそれを読んだ私はSixTONESを、そして松村北斗を推すことを決めました(後でちゃんとMyojo買いました)。ここでは私が直感で「好きだ」と思った言葉をいくつかあげていきます。

そんなうまくいくならとっくにうまくいってる。都合のいいストーリーは待ってない人間だって知ってたから。

3度目の正直で事務所のオーディションに呼ばれ、翌日少クラに出るかって話になった時を振り返った北斗くんの言葉。当時の私は「最近のアイドルはキラキラしてるだけで売れるコースが決められている。苦労なんてしてない、捻くれてもないんだろうな」って思ってました(本当に偏見がひどすぎる)。色々調べる中で少なくともSixTONESは違うっぽいぞ…?と思い始めてましたが、決定打になったのが北斗くんのこの言葉。都合のいいストーリーはないって本当にアイドルの思考か?と思いましたし、親近感も抱きました。そして「この人のことは好きになれる」と確信しました。

あのときが、"この6人で、ずっと一緒にいよう"って約束を交わしあった瞬間だったんだと思う。

これはジュニア最後のライブ、2020年1月7日のTrackONE -IMPACT-のWアンコを振り返った時の言葉。

2019年に嵐が活動休止を発表し、「ずっと続くのはV6だけだ……」と思っていた2020年(まさか1年後に解散発表があるなんて思いもしなかった)。このころの私はまだ本当にSixTONESはずっと6人でいるのか?すぐに誰か抜けちゃったりするんじゃないか?と疑心暗鬼でした。
でもこの言葉を読んで、上手く言えないけれどきっとこの6人なら大丈夫だと思えました。多分北斗くんが最初はグループに余り馴染めなかった話をしていたのも大きかった気がする。

因みにこのインタビューで私はゆごほく厨になったので、北斗くんの1万字は私にとって原点であり頂点です。

1万字インタビューは本当に素晴らしい書物なので読んだことない人は6人全員分是非読んでください。

作間龍斗 (2021年10月~)

SixTONESを追っていくうちに少クラやYouTubeなどで見るようになり気づいたら好きになってたHiHiJets。気になり始めたのは2020年末ごろ、ちゃんと担当として推すようになったのは初現場となった2022年サマパラ以降ですが、作間くんを好きになったのは2021年10月です。気になり始めてから推すまでの時間が長すぎていつから好きって言うべきかいつも悩む

最初にいいなと思ったのは瑞稀くん、それから顔が好き&同郷ということでゆうぴ推しでした。
長野くんと北斗くんは「顔が好き」から入りましたが、作間くんは違います。先ほども言った通りHiHi Jetsで一番好きな顔はゆうぴで、次に橋本さんだったので正直作間くんはないなと思っていたほどです笑

しかし2021年10月、映画『ひらいて』のプロモーションで載ったananが全てを変えました。

 

 

この時のananの表紙は岡田准一と山田涼介。映画『燃えよ剣』公開のタイミングでした。制作が決まった時からこの映画を楽しみにしていた私は当然のように購入、作間くんはいわゆる"ついで"でした。

この時のインタビュー内容はもちろん公開を控えた映画について、そしてHiHi Jetsのこれからについてでした。

元々好きなグループが26年間誰一人欠けなかった6人組と、何をするにも一緒な大男6人組なので、私はグループでいること、そのメンバーと人数にこだわるグループに大変弱いです。そんな私に刺さった作間くんの言葉がこちら。

僕はただHiHi Jetsでいたいんです。(中略) HiHi Jetsがたまたまタレント業だったから僕も今ここにいますけど、もし何か別の企業だったら、そこに入るための技術を磨いていると思います。それくらいグループが大切。

HiHi Jetsでいたい。あまりにも純粋で真っ直ぐな、欲のない願いの言葉が胸に刺さって抜けなくなった瞬間でした。事務所をやめようとしていた時にグループ加入の話が来て、残ることにした作間くん。彼が今も事務所にいるのは確実にHiHi Jetsがあるからで、それを本人も分かっていて、色々あったからこそ溢れ出たグループへの想いだったのだと思います。

このananを読んだ後、元々見るか悩んでいた『ひらいて』のムビチケを買い、作間くんのアクスタと写真を購入しました。我ながら行動が早い。なのに情報局には入らなかった

作間くんは基本的になんでもできて、そつなくこなすタイプです。どんなにきつくても弱音を吐かず、まるで苦労してないように難しいこともできてしまう人。きっと裏では努力を重ねているのだろうけれどそれは作間くんにとっては「HiHi Jets でいるため」に当然のことなのだと思います。
そういうところが好きだし、長野くんに似てるなとも思ったりします。無理に共通点を探していたわけではないのですが、好きなポイントが一緒で気づいたときは嬉しくなったし、何故か泣きそうになりました。
因みにこの共通点に気づいたのはanan後サマパラ前でまだ作間くんのこと好きだけどゆる推しの頃だったので、"好き"を更に後押しされた感じでした。

そして「HiHi Jetsでいたい」という想いに関しては「夢はSixTONESを続けていくこと」と言った北斗くんと同じ。私があのインタビューで作間くんを好きになったのは、言葉の節々に北斗くんのSixTONESへの想いに近いものを感じたことが大きかったと思います。

 

3人の中で最後に好きになったのが作間くんなので彼に関しては先の自担2人への好きが影響してますね。逆に言うと北斗くんを好きになった理由に長野くんへの好きはあまり影響してない気がします。それでも時折共通点を見つけては悶えていますが、後付けですしキリがないのでここでは触れないことにします。
いつか共通点だけにフォーカスをあてたブログ書けたらいいな、なんて思います。

終わりに

今回は自担3人に対する"好き"の話をしました。よく考えたらこれは沼落ちブログになるのでは…?

色々なことがある昨今、オタクをしていくうえで自分の中の"好き"を見つめ直すことは大切な気がします。

ここで書いた"好き"の原点を忘れず、自信を持ってこれからもオタクしていこうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!!

 

P.S.
なんか真面目な終わり方で気持ち悪い!卒論か笑笑

スト坦に推しに歌ってほしいボカロ曲を聞いてみた話

こんにちは、桃花です。

大変長らくお待たせしました。今回は4月に行った「スト担ボカロ遍歴アンケート」の超絶ごく一部集計ブログです!

ABARERO、ドームの時期に実施し9月まで放置していたこのアンケート。やった本人すら存在を忘れかけていたので、答えてくださった方は完全に忘れていたでしょう。せっかく回答してくださったのに申し訳ございません(土下座)

今回のブログはアンケート結果のごく一部、とある質問項目にのみ特化したものになっています。

ボカロを聞いて育った人にも、全くボカロに触れてこなかった人にも楽しんでいただけたら嬉しいです。

はじめに

スト担にはボカロを通ってるオタクが一定数いる。これはある程度オタクをしていてオタクのツイート(ポスト)を見ていれば分かることかと思います。

かくいう私も中学、高校とボカロを聞いて過ごし、今でも新曲をチェックしたりしています。ボカロ全盛期とは少し世代が外れていますが、ある程度通ってきています。

以前はこんなブログも書きました。

 

six347xxxxxxmo.hatenablog.com

 

うやむや、フィギュア、PARODYといわゆるボカロ調の曲をSixTONESが発表するたびに洗い出されるボカロを通ってきていたオタクたち。自分もその1人ではありますが、そういった人の数が想像以上にいて驚いた記憶があります。

そしてそれと同時に、ボカロを通ってる人はどれぐらいいるんだろう?と思いました。
そこで実施したのが『スト担ボカロ遍歴アンケート』です。

ちょうどそのころリリースされたシングル『ABARERO』に収録されているカップリング曲『PARODY』が少しでもボカロに馴染みのある人が聞いたら懐かしさを感じる""あの頃のボカロ""だったのもあり、このタイミングでアンケートをしてみよう!と思いたちました。

集計期間は2023年4月17日~27日、Googleフォームで行い、29人の方に回答していただきました!オタクの母数を考えれば少ないとは思いますが、私のTwitterのFFの数よりも多いですし弱小垢のアンケートにしては頑張った方だと思います笑
あともっと多かったら集計諦めてた()

回答してくださった皆さん,ありがとうございました!!!!

質問項目は「ボカロを通ってきたか」「好きなSixTONESの曲」「好きなボカロ曲」「PARODYの印象」など。
その中にボカロに触れたことがある人に向けて「SixTONESに歌ってほしいボカロ曲を教えてください。」という質問を用意しました。

SixTONESに歌ってほしいボカロ曲でブログを一本書いた人間としては他の人のSixTONES×ボカロ虚妄が知りたくて仕方なかったのです。

実際、自由筆記だったこともあり様々な回答をいただきました。

今回のブログでは、この「SixTONESに歌ってほしいボカロ曲を教えてください。」という質問の回答のみを取り上げたいと思います。

他の質問項目の回答については別のブログで発表する予定です(予定)

 

それではSixTONES×ボカロ虚妄、スタートです!!

 

第2回SixTONES×ボカロ選手権

以前書いたブログで「第1回SixTONESボカロ選手権」としていたので勝手に第2回にしました。

アンケートで「グループ、個人、コンビなんでもあり。いくつでもOK」と書いたこともあり、沢山の回答がありました。そこで今回はグループ、個人、コンビに分けて集計していきます。

全てではないですが、回答とともに書いてくださったコメントも一緒に掲載します。また曲によっては私のコメント付きです。(回答してくださった方のコメントは引用、私のコメントは小文字で書いています)

個人的に好きな曲、聞いてほしい曲にはYouTube、またはニコニコ動画のURLも貼っています。気になった曲があれば是非そこから聞いてみてください。

 

グループ部門

歌ってほしいメンバーが書かれてなかった曲は全てここに記載します。そのため回答した方の意図と違う場合がありますがご了承ください。

15曲
実は以前自分で考えた時は6人で歌うというのを一切考えていなかったので、とても興味深かったです。

  • ライアーダンス (DECO*27)
  • モザイクロール (DECO*27)
    ラスサビハモリなしで全力で歌ってほしい
    私はこれを勝手にゆごほくのイメソンにしていましたが、6人で歌うのもいいですね…!!大好きな曲の1つです。


    www.youtube.com

  • リンネ (ハチ)
    パート区切って音の変わりようを楽しみたい
  • Blessing (halyosy)
    6人で歌ってるのでパート割が想像しやすい。6人に歌われたら泣く 
    オタク総出で歌割り考えましょう。SixTONESに幸あれ


    www.youtube.com

     
  • +♂  (ギガP) 
    ごめんなさい
    これ見た瞬間にめちゃくちゃ笑いました
  • ヤンキボーイ・ヤンキーガール (トーマ)
  • Q (椎名もた)
  • 威風堂々 (梅とら)
  • METEOR (DIVELA)
    個人的にテンション上がった回答。DIVELAさんいいですよね…


    www.youtube.com

  • 歌に形はないけれど (doriko)
    想像しただけでしんどい
    (YouTube再アップしてたらしくて2ヶ月前って書いてあってびっくりした)


    www.youtube.com

  • Just Be Friends (Dixie Flatline)
  • ECHO (Crusher-P)
  • メルティ・ランド・ナイトメア (はるまきごはん)
  • ミルククラウン・オン・ソーネチカ (ユジー)
    個人的にめちゃくちゃ好きな曲なのでテンション上がりました


    www.youtube.com

  • Ready Steady (ギガP)

個人部門

ジェシー

10曲

私はジェシーくんに歌ってほしい曲が全然思いつかなかったので10曲も集まってびっくり&「その曲があったか~」の気持ちでいっぱいです。皆さん、凄い。

京本大我

15曲
全体で2番目に多い15曲が上がった大我くん。「こういう曲歌ってほしいよね」と頷けるものばかりでした。

松村北斗

16曲

予想通り(?)1位はこの方。どの曲も解釈一致すぎて首がもげそうになるぐらい頷きながら回答を見てました。

  • え?あぁ、そう。
  • 吉原ラメント (亜沙)
    お正月ANNでお馴染みの。分かりみが深すぎる
  • ロストワンの号哭 (Neru)
  • イドラのサーカス (Neru)
  • 東京テディベア (Neru)
    Neruさんの曲歌ってほしいの分かります


    www.youtube.com

  • 独りんぼエンヴィー (電ポルP)
    手を叩いて 歩け らったった♬


    www.youtube.com

  • 命に嫌われている (カンザキイオリ)
    想像しただけでしんどい


    www.youtube.com

  • flos (R Sound Design)
    北斗くん好きそう。歌詞がガラス花っぽいですよね


    www.youtube.com

  • それがあなたの幸せとしても (Heavenz)
  • 愛言葉 (DECO*27)
    愛言葉シリーズ大好きオタクなので自担に歌われた日には泣きますね
  • ロウワー (ぬゆり)
  • 贖罪 (傘村トータ)
  • 白熱灯と歪曲線 (蝶々P)
  • Just Be Friends (Dixie Flatline)
  • いろは唄 (銀サク)
  • ハイドアンドシーク (19's Sound Factory)
髙地優吾

9曲

意外と少なかった髙地くん。後述のコンビ部門ではそれなりに登場しているので、ソロよりコンビで歌う方が思いつきやすかったのかなと思います。

森本慎太郎

12曲

タイトルを見て分かる通り圧倒的に切ない系の曲が多い慎ちゃん。皆さん考えることは一緒なんですね。

  • 心拍数#0822 (蝶々P)
  • 地球最後の告白を (kemu)
  • Calc. (ジミーサムP)
    ここまで3つ全部しんどいやつ
  • シャルル (バルーン)
    慎ちゃんの「さよならはあなたから言った」は拗らせますって……


    www.youtube.com

  • 少年ブレイヴ (じん)
  • ECHO (Crusher-P)
  • テオ (Omoi)
  • 夜撫でるメノウ (Ayase)
    誰もが知っているYOASOBIのAyaseさんのボカロ曲。慎ちゃんにラストリゾート歌ってほしいんですよね(聞いてない)


    www.youtube.com

  • ハロライン (たるとP)
  • 限りなく灰色へ (すりぃ)
  • 深海シティアンダーグラウンド  (田中B)
  • ラブレターフロムメランコリー (カラスヤサボウ)
田中樹

10曲

ラップ担当なこともあり、早口系のものがいくつか入ってました。そして切ない系も…

  • 裏表ラバーズ (wowaka)
    裏表ラバーズ嚙まないで歌えるか選手権優勝候補、田中樹


    www.youtube.com

  • いかないで (想太)
    切ない曲を歌ってほしい 
    分かる
  • ブリキノダンス (日向電工) 2票 
    これを嚙まずに歌うじゅり見たいですよね
  • From Y to Y (ジミーサムP
    久しぶりに聞いたらガムテ?ってなった。じゅり1人でもいいけどしんじゅりで歌ってほしいかも

    初音ミクオリジナル曲 「from Y to Y」 - ニコニコ動画

  • 威風堂々 (ギガP)
  • マトリョシカ (ハチ)
  • 砂の惑星 (ハチ) 
    ハチさんの曲を歌うじゅりめちゃくちゃ想像つく


    www.youtube.com

  • 地球最後の告白を (kemu)
  • 迷子の僕に (KEI) 
    じゅりの過去とか考えたら泣くやつ
  • 禁断少女プラスA (るなちゅ)

コンビ

京本大我×松村北斗

5曲

やはりコンビで最も曲数が多かったのがこの二人。やっぱり皆さんこの二人にボカロを歌わせたいんですよね、分かります。magnetと回答した人が3人いたのは流石に笑いました。

森本慎太郎×田中樹

4曲

きょもほくに次いで多かったのがこの二人。声質、曲調、そして関係性を考えた時に思いつきやすい2人なのかもしれません。

  • カンタレラ (黒うさP)
    しんじゅりに罠を仕掛けられるなら本望です
  • トラフィック・ジャム (煮ル果実)
  • Gimme×Gimme (八王子P)
  • ハウトゥー世界征服 (Neru) 
    2人の関係性を考えるとかなりしんどいやつ……私はほくじぇにこの曲を歌ってほしいです(聞いてない)


    www.youtube.com

ジェシー×京本大我

3曲

我らがメインボーカルは3曲。曲調の違う3つが上がりました。

  • エレクトリック・マジック (八王子P)
    音楽で繋がっている京ジェにぴったりですね。あと可愛い


    www.youtube.com

  • 88☆彡 (まらしぃ×堀江晶太(kemu))
    これ入れた人絶対プロセカ民ですよね?好きです
  • just a game (takamatt)
    踊りながら歌ってほしいし歌唱力で殴られたい
松村北斗×髙地優吾

3曲

ゆごほくも3曲。もっと重い曲が出てくると思っていました(笑)

  • 心拍数#0822 (蝶々P)
  • 絶え間なく藍色 (獅子志司)
    真っ赤な嘘を歌った2人、もちろんこれも似合いますよね
  • ユニバース (夏代孝明)
    流石にこれはゆごほくすぎる。というかゆご→ほくですよね


    www.youtube.com

ジェシー×髙地優吾

2曲

2曲とも髙地くんソロで歌ってほしい曲にも入っていたのが興味深いなと。髙地くん1人でもゆごじぇでもいいですよね分かります。

  • 神のまにまに (れるりり)
    絶対可愛い
    髙地くんソロでもいいけれどゆごじぇもありですね。可愛いに振り切ってやって欲しい


    www.youtube.com

  • メランコリック (Junky)
    これも可愛いやつ。踊りながらでお願いします。


    www.youtube.com

松村北斗×田中樹

2曲

  • 吉原ラメント (亜沙)
    北斗くん個人に続き2度目の登場。分かります


    www.youtube.com

  • アドレサンス (orange、シグナルP)
髙地優吾×田中樹

2曲

  • 二息歩行 (DECO*27)
    私的にはほくじゅりかなって思っていました。「パパ、ママ、ニーナ…」を田中樹に歌ってほしい委員会


    www.youtube.com

  • アナザー:ワールドイズマイン (ryo)
    これアナザーver.を歌ってほしいって認識で大丈夫ですかね…?ゆごじゅりに歌われたら拗らせるやつ
ジェシー×田中樹

2曲

髙地優吾×森本慎太郎

2曲

  • ハッピーシンセサイザ (EasyPop)
    ゆごしんはちょっと意外かも!って思いましたが明るく歌う2人が想像できました


    www.youtube.com

  • No Logic (KazearashiP)
京本大我×髙地優吾

1曲

  • ワールドイズマイン&アナザー (ryo)
    ゆごじゅりときょももゆご、どちらでも良いですね……
ジェシー×松村北斗

1曲

  • 天ノ弱 (164)
    個人的に天ノ弱はゆごしんあたりかなと思ってたのですがほくじぇもありですね。大好きな曲です。


    www.youtube.com

松村北斗×森本慎太郎

1曲

  • ゴーストルール (DECO*27)
    想像していなかったので目から鱗でした。慎ちゃんに『EGO-MAMAが僕を育てたの』って歌ってほしい。


    www.youtube.com

京本大我×森本慎太郎

1曲

ジェシー×森本慎太郎

1曲

京本大我×田中樹

1曲

  • 脳漿炸裂ガール (れるりり) 
    大我くん個人でも出てきたこの曲。きょもじゅりもいいですね。一緒に狂ったように踊りたい


    www.youtube.com

登場回数が多かったボカロ曲

歌ってほしい人やコンビは違えど,複数回登場したボカロ曲がいくつかあったので紹介します。

Just Be Friend (Dixie Flatline)

全員 / ジェシー / 松村北斗

この曲14年前らしいですよ、世代がばれますね()

というのはさておいていて、SixTONESに歌ってほしいのはやっぱり失恋系だからですかね。切ないし重いのでジェシーくんにも北斗くんにもぴったりな曲。慎ちゃんにも歌ってほしいですね…年下組でどうですか?

声を枯らして叫んだ 反響 残響 空しく響く
外された鎖の その先は なにひとつ残ってやしないけど
ふたりを繋いでた絆 綻び 解け 日常に消えてく
さよなら愛した人 ここまでだ もう振り向かないで歩き出すんだ


www.youtube.com

心拍数#0822 (蝶々P)

森本慎太郎 / ゆごほく / J2

個人、コンビで3通りの回答があったのはこの曲だけでした。

恋の歌でもあるので慎ちゃんに歌ってほしいですし、2人の関係性を考えると昔からの仲であるゆごほくとJ2にぴったりなのかなと思います。

高鳴る鼓動が伝えてく
重なる音と流れる想いを
もう離さないと約束しよう
いつでも君が寂しくないように

地球最後の告白を (kemu)

京本大我 / 森本慎太郎 / 田中樹

個人的にこの曲は京ジェに歌ってほしいなと思っていたので,しんじゅりの2人が出てくるのは少し意外でした。
でも慎ちゃんもじゅりも絶対似合いますよね。なんならゆごほくの2人も。

↓ この歌詞を推しに歌われたら拗らせますって

いつか見た夕焼けは あんなにキレイだったのに
恋なんて呼ぶには 遠回りしすぎたよ
そして 何もかもが 手遅れの灰になった後で
僕は今更 君が好きだって
君が好きだったって言えたよ


www.youtube.com

ブリキノダンス (日向電工P)

ジェシー / 京本大我 / 田中樹

じゅり一択かと思ったら、ジェシーくんや大我くんにも歌ってほしいという声があったこの曲。改めて歌詞を見たら厨二病感満載だったので大我くんにぴったりかもしれませんね。
普段だったら絶対歌わないような曲だと思うのでジェシーくんにも歌ってほしくなります。

さあ、皆舞みなまいな、空洞で サンスクリット求道系
えぐり抜いた鼓動咲かせ咲かせ
さあ、剽悍ひょうかん双眸そうぼうを エーカム、そうさ。先頭に
真っ赤に濡れた空、踵鳴かかとならせ

嗚呼、漠然ばくぜんと運命星 重度に負った喘鳴ぜんめい
優劣等ゆうれつなどいさ回れ踊れ
もう、漠然ばくぜんと九番目が龍を
パッパラ・ラル・ラリ、ブリキノダンス

ECHO (Crusher-P)

全員 / ジェシー / 森本慎太郎

こっちはジェシーくん一択だと思ってました。

でもSixTONES全員発音いいし、全員で歌い繋いでも、誰がソロで歌ってもよいかもしれませんね。

まとめ

SixTONES×ボカロ虚妄、いかがでしたでしょうか?

ボカロを通ってきたスト担さんはもちろん、ボカロに詳しくないスト担さんにも楽しく読んでいただけたら嬉しいです。

まだ出てきてないボカロ虚妄も沢山あると思うので、またアンケートできたらいいなと思っています。

他の人のボカロ虚妄が知りたい!という思いで作った質問にこんなにも沢山の回答があって本当にびっくりしたのと同時に嬉しかったです。回答してくださった皆さんありがとうございました!!

 

そして最初に述べた通り、アンケート全体の集計結果はまた別ブログにまとめる予定です。いつになるかは分かりませんが、また集計ブログでお会いしましょう!(もしかしたら別のブログを先に書いてるかも…?)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

『夏の夜の夢』を見て色々考えた話

こんにちは。桃花です。

『夏の夜の夢』千穐楽おめでとうございます!!(大声)

中止になってしまった公演もありましたが、無事に千穐楽を迎えることができて本当に良かったです。演者の皆様、本当にお疲れさまでした。そして素敵な夢をありがとうございました。

 

さて先日『夏の夜の夢』の感想ブログを書きましたが、今回は考察ブログです。

前回のはこちら↓

 

six347xxxxxxmo.hatenablog.com

今回の舞台『夏の夜の夢』は登場人物や設定はシェイクスピアの原作そのまま、世界観を日本に落とし込んだものでした。
観劇する前に原本になっている河合洋一郎先生の訳本を読みましたが、舞台を日本に移すということがいまいちピンと来ていませんでした。

そして河合先生の講義も視聴した上での観劇。
なるほど、こういうことなのかと思いつつ、最初に見た時は「ん?」となる点もいくつかありました。

しかし複数回観劇すると色々なことが見えてくるわけで、見るたびに新たな発見があり、その分考察も膨らみました。今回はその考察についてだらだらと書いたブログです。

そうはいってもなんとなくでしか考察できてないので、観劇してない人からしたら「なんだそれ?」ってなると思います。あと大変薄いです。このレベルの考察、おそらく多くの人がすでにしています。ただの自己満備忘録なのでご容赦ください。

『夏の夜の夢』が始まるまで

まず『夏の夜の夢』という劇が始まるまで、もっと言うとテーセウスとヒポリュテの会話が始まるまでの話から。

まず少年による三番叟が始まります。実はこの三番叟をやっているのは後に劇中でパックの分身を演じる少年です。

三番叟が終わると怪しげな音楽が流れる中、山から演者たちが下りてきます。この時、演者たちは衣装に笠を被っています。

パックは車椅子に乗っており、ライサンダーが車椅子を押します。

ここでの疑問点は

・パックが車椅子であること

ライサンダーが車椅子を押していること

・パックの分身と三番叟が同じ演者である意味

以上三点です。

ライサンダーの左手首

劇中の衣装としてライサンダーは左手首に包帯をしています。これは演じている髙地くんが怪我をしているのではなく、ライサンダーが心に傷を抱えているという裏設定に基づくものです。

ここである疑問が浮上します。それは「本当にライサンダーが心に傷を抱えているのか?」ということです。

最初に触れた通り、この『夏の夜の夢』は人々が『夏の夜の夢』を演じるという劇中劇の形をとっています。つまり、"ライサンダーを演じている青年"が存在するということ。

私は心に傷を抱えているのはライサンダーではなくこの"ライサンダーを演じている青年"なのではないかと思います。この考察に行きついた人は多いはず

ただ疑問点がもう一つ。「ライサンダーは本当に心に傷を抱えていないのか?」です。

仮に左手の包帯は"ライサンダーを演じている青年"が抱える心の傷を表したものだとしましょう。そうだとして逆にライサンダーは何も傷を抱えていないのかということになります。

私はライサンダーも何かしら心に傷を、あるいは闇を抱えているのだと思います。

劇中、ライサンダー達若者四人がテーセウスに跪く場面があるのですが、その時ライサンダーは左手を前に出さず背中に回していました。ディミートリアスは前に出していたのに。このことからライサンダーには何かしらで左手を人前に見せたくないという潜在意識があったと考えられます。この潜在意識が"ライサンダーを演じている青年"のものなのか、ライサンダーのものなのかは分かりません。しかしどちらの可能性も在り得ると私は思います。

惚れ薬を塗られてから、ライサンダーとディミートリアスはヘレナを巡って決闘をしようとします。
この時ライサンダーは「畜生」と悔しがります。ディミートリアスはどちらかというとライサンダーを煽って見下しているのに。ここからライサンダーは何かしらでディミートリアスに対して劣等感を抱いているのではないかと考えました。

だからきっと、心に闇を抱えているのは"ライサンダーを演じている青年"であってもライサンダー自身も何かしら闇を抱えている設定なのだと思います。でもこれはシェイクスピアに聞かないと分からない。
そもそも闇の無い人間なんていない気がしますが。

 

まとめ(無理矢理)

このように『夏の夜の夢』は劇中劇であり,1回で沢山の角度からあらゆることを考えさせられる,そんな舞台だったと思います。

観劇からもうすぐ1年経ちますが()あれほど複数回見て夢中になった舞台は後にも先にもこの舞台だけになると思います。
*1

こんな素晴らしい舞台出会わせてくれた髙地くんには感謝でしかありません。

 

またいつか,素敵な夢が見れることを願って,このブログの締めとします。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!!

*1:このブログを下書きのまま1年近く放置して,1年後の今無理矢理完成させようとしてます